『 想 う ま ゝ に 』 ー21− 安野 貞治郎
  みぞれ混じりの寒い日だった。芝公園。午前中が終わって戻る
  モデルさんの顔は皆、気色を失っていた。涼木りらん君が薄着
  姿でブルブル震えている。労いの声をかけると「大丈夫です。体
  が自ら温めようとしている現象です」。この根性に圧倒された。
  あの言葉は忘れない。こんな皆にビバは支えられているのだ。
 

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